開山忌


−開山忌−

『開山忌』とは?
 どこの家にも、必ずその家の最初の基礎を築いて下さった、ご先祖様があるように、お寺にもやはり最初のご先祖様があります。つまり、一番初めにそのお寺をお開きになったお坊様のことです。ただ、お寺の場合にはご先祖様とは言わす、『ご開山(ごかいさん)』と申し上げるのです。では何故ご先祖様と言わないで、ご開山とお呼びするのでしょう?
−『山号と寺号』−
 お寺には必ず『山号(さんごう)』と『寺号(じごう)』があります。当山は、『(山号)龍頭山(寺号)江雲庵』であります。
−寺という名は−
 そもそも『お寺』は、中国の漢という時代(約1800年前)には、外国からの大切なお客様を泊める所であり、又お役所のことでもありました。それが、やがてインドから渡ってきたお坊様たちが、皆『鴻謔寺(こうろじ)』というお役所にばかり泊まったことから、いつのまにかお坊様の住む家を『寺』というようになったのだそうです。
又、『寺』を『てら』と読むのは、昔のインドの言菓だったパーリ語の『チーラ(長老)』、あるいは韓国語の『チョール(礼拝所)』、日本語の『照らす所』がなまって、 『てら』になったというような、いろいろな説があるといわれています。
 尚、山号は、中国ではお寺を必ず静かな山の中に建てたので、その山の名を付けたことからはじまり、日本では鎌倉時代(約700年前)から、'平地に建てたお寺でも、山号を付ける慣わしができたようであります。
−ご開山忌とは−
 そういうわけで、お寺には山号がつきものなので、それぞれのお寺を最初に開か れたご先祖様(お坊様)を『ご開山』とお呼びするのです。それで、そのご開山様のお亡くなりになったご兪日を『開山忌』というのであります。一般の家でいうお年忌のことですね。ご開山様のお年忌、というわけです。
−ご恩に報いる−
 ご開山様が、み仏縁のみ教えを伝え広めるためにお寺を開かれ、そして、代々のご住職方が受け継ぎ守り、発展に努力されてきたからこそ、今のお寺が存在するのであります。そのお寺に住むものとして、そうしたご苦労に感謝し、合わせてみ教えを広めるための決意を新たにあるために、大勢の方々をお招きしてお勤めする、大切な報恩行事(法要)が、『ご開山忌』であります。

 


江雲庵開山忌

11月17日PM13:30より行います。
本山國泰寺管長陛下、澤大道管長をお迎えして法要をお勤めいたします。
平成25年は647回忌を勤めさせていただきました。

平成28年は650回忌大遠諱法会をいとなみます。


勅賜神会禅師



修復前の開山像




修復後の開山像




開山忌の様子




龍頭山 江雲庵

TEL 0766-44-2984
〒933-0133 富山県高岡市太田山岸2592
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